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2007年3月25日 (日)

財布

昨日、エストラーダはライブ&セッションデーでした。

終了したのが午後11時半ころ。

ススキノのたこ焼屋さんで働く、私の友人が退職する・・・ということで、こりゃ何としても最後のたこやきを味わいに行かねば・・・と、こんな深夜に家族全員で車にてススキノへ。

週末のススキノは激混みでした。車は遅々として進まず、人の多さに3歳の娘はキョロキョロ。ようやくたこ焼き屋さんに着いたのは、12時ころでした。

ところが・・・友人がいない!たこ焼屋にいない!

すぐに本人へ電話。

「あー、ごめんね~。今日11時半上がりだったの~。でもまだススキノにいるよ。」という友人に会いに、近所まで走る。子供を抱いて走る。たこ焼は味わえなかったものの、何とか本人とは会うことができました。会えてよかったなー★★

雨も降っており、子供も連れていたので、走って車へ。そして急いで家路へ。

家に着いた瞬間、私は重大な事実に気付く。

さっき手に持っていた財布が無い。ガーーーン!!

めったに行かないススキノ。

夜の街、ススキノ。

大人の街、ススキノ。

本来の目的も達成できなかったススキノ。

そのススキノに今日、2回も訪れるという運命のいたずら。

家からススキノまでの道のり、気が気じゃない私は、口をあけてヨダレを垂らしそうになるくらいボーっと、色んなことを考えていました。

思えば人生で初めて、財布を落としました。これが私の密かな自慢でもあったのに・・・。これで「財布を落とさない大賞」30年連続受賞の夢は消えました。

悪い人に拾われて、ボロボロにされていたらどうしよう。中に入っていた物は何だっただろう?とか・・・。

ススキノに着き、歩いた場所をくまなく探す。やっぱり無い・・・。トボトボとうなだれながら、雨の中ススキノ交番へ。

私「あの・・・財布・・・・落としました(ほとんど涙目)。」

警官「お名前は?」

私「こーきちです。」

警官「あ、はいはい。届いてますよ!」

「!!!!」

その時、私の中で、喜びのテーマ曲がフルオーケストラで鳴り響きました。

「ありがとうございます・・・ありがとうございます・・・・。」とその場にいた、20人以上の警察官に頭をさげるのが精一杯でした。

財布を確認すると、手付かずのまま届けられていました。拾ってくださった方が「お礼はいらないです。」と言ってくださったようで、特に名乗らず去って行ったとのことでした。この場を借りて、お礼を申し上げます!!拾ってくれて、ありがとうございました!!!

その後の私は、財布を握り締め、生ける屍のように脱力しながら、家族の元へ帰りました。「ありがとう・・・・あった・・・。あったよ・・・財布・・・。ありがとう・・・。」

ありがとう拾ってくれた人。

マスター&娘。こんなウシミツ時に、ススキノ2往復もさせてごめんね。

私はこれからも一生、財布を拾ったら交番に届け続けよう、と心に決めました。

財布を拾っていただくことが、こんなにも嬉しいことだったとは・・・。ネオン街の空を見上げ、そんなことを考えさせられた意味深い夜になりました。

よかった・・・本当によかった。

おやすみなさい。

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